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忍び声

しのびごえ
名詞
1
標準
whispering
文例 · 用例
」お糸さんも亦忍び声で云つて笑つた。
平出修 二黒の巳 青空文庫
「省作さん、流しましょうか」「ええ」「省作さんちょっと手ぬぐいを貸してくださいな」 おとよさんは忍び声でいうので、省作はいよいよ恐ろしくなってくる。
伊藤左千夫 隣の嫁 青空文庫
わけは知らぬが是非に及ばぬ」 気息を調べる忍び声、こういうと広太郎はスッと抜いた。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
」 泥棒の忍び声のやうな囁きで滝は、目を醒すと一処に床を蹴つた。
牧野信一 雪景色 青空文庫
バルコオンの欄干のところで、真紀子と千鶴子は皆から少し離れた位置に立ち、裾に微風のそよぐ忍び声で何事か話していた。
横光利一 旅愁 青空文庫
かち合っちゃうと駄目だから」「あら、私そこをねらってたのに……」「ふ、ふ、ふ、ふ」 ぷっつり切った髪の切口を青いスウェータアの背中で西日にチカチカさせながら、忍び声をして押しあっている。
宮本百合子 雑沓 青空文庫
「だれだ」と父は忍び声にどなった。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
――彼がまだ学生で、大学の近所に下宿していた頃は、誰かが訪問に行って彼の扉を叩くと、きっと扉の後ろで彼の靴音が聞こえ、それから「失敬、|僕いま一人じゃないんだ」と忍び声で断りを喰ったものだと言うのである。
ВОЛОДЯ БОЛЬШОЙ И ВОЛОДЯ МАЛЕНЬКИЙ 大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ 青空文庫
作例 · 標準
会議室の隅で、二人がひそひそと忍び声で話し合っていた。
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夜遅く、隣の部屋から忍び声が聞こえてきて、少し気になった。
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先生に気づかれないように、生徒たちは忍び声で答えを教え合った。
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