狸の腹鼓
たぬきのはらつづみ
表現
標準
patting the raccoon's belly (tesuji)
文例 · 用例
※出る化ものの数々は、一ツ目、見越、河太郎、獺に、海坊主、天守におさかべ、化猫は赤手拭、篠田に葛の葉、野干平、古狸の腹鼓、ポコポン、ポコポン、コリャ、ポンポコポン、笛に雨を呼び、酒買小僧、鉄漿着女の、けたけた笑、里の男は、のっぺらぼう。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
だが、こいつあこちとら徒の、すなわち狸の腹鼓という甘術でね。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
狸の腹鼓のやうな音である。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
次郎七と五郎八は、あっけにとられて、暫く狸の腹鼓を聞いていました。
— 豊島与志雄 『狸のお祭り』 青空文庫
この馬鹿七は平生から、狸山へ行つて一度その狸の腹鼓を聞いて見たいものだ、狸の踊る様子を見てやりたいものだと言つてゐましたが、或る日の夕暮に、たうとう思ひ切つてたゞ一人その森の中へ入つて行きました。
— 沖野岩三郎 『馬鹿七』 青空文庫
狸の腹鼓はあの森の中で聞くのです。
— 沖野岩三郎 『馬鹿七』 青空文庫
」「狸の腹鼓じゃあるまいか。
— 正宗白鳥 『軽井沢にて』 青空文庫
しかし、狸の腹鼓は信じられなくっても、虫の音は、ゲンジ以来千年後の英訳を経由して、この物語の男女の心に触れていたように、私の心にも触れるのである。
— 正宗白鳥 『軽井沢にて』 青空文庫
作例 · 標準
囲碁の対局中、鮮やかな「狸の腹鼓」を決められて、形勢が一気に逆転した。
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「今の狸の腹鼓、全く予想していませんでした。参りました」
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手筋の本で「狸の腹鼓」のパターンを繰り返し練習する。
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