福音書
ふくいんしょ
名詞
標準
the Gospels
文例 · 用例
四福音書に就いては、不勉強な私でも、いくらかは知っているような気がしているのだけれども、ロマ書、コリント前・後書、ガラテヤ書など所謂パウロの四大基本書簡の研究までは、なかなか手がとどかないのである。
— 太宰治 『パウロの混乱』 青空文庫
すべてのものは、これによってできた」 ヨハネによる福音書の冒頭の一節を、私はごく素直に、文字どおりに受けとめます。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
其他「人情的福音書」、「婦人の為にせる福音書」と称えらるる路加伝が来世と其|救拯と審判とに就て書記す事は一々茲に掲ぐることは出来ない、若し読者が閑静なる半日を選び之を此種の研究に消費せんと欲するならば路加伝の左の章節は甚大なる黙想の材料を彼等に供えるであろう。
— 来世を背景として読むべし 『聖書の読方』 青空文庫
こうゆう場合この詩集は私に取つて仏陀の教典よりも基督の福音書よりも貴い救ひの書です。
— 牧野信一 『青白き公園』 青空文庫
次に予は新約の四福音書と使徒行伝の初めの方少しばかりとを読んだ。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
恰ど耶蘇の死骸が墓のなかで紛失したやうなもので、不思議は四福音書にあるやうに、職人の掌面にもあるものなのだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
農夫といふものは、四福音書へ出るにも、探偵小説へ出るにも、極日当が廉くて、加之に物が解らないから手数が掛らなくていゝ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
場所は四福音書と、安物の英和辞書と渡米案内の転がつてゐる教会の一室であつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
ヨハネによる福音書は、他の3つの福音書とは異なる独特の構成と哲学的深みを持っている。
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福音書を読むことで、当時のイエスがどのような奇跡を起こしたのかを知ることができる。
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彼は自室で静かに福音書を開き、一言一句を噛み締めるように読み進めた。
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