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銅鍋

あかなべ
名詞
1
標準
copper saucepan
文例 · 用例
5 水仙月の四日赤い毛布を被ぎ、「カリメラ」の銅鍋や青い焔を考えながら雪の高原を歩いていたこどもと、「雪婆ンゴ」や雪狼、雪童子とのものがたり。
宮沢賢治 『注文の多い料理店』新刊案内 青空文庫
名古屋の客は、前のめりに、近く、第一の銅鍋の沸上った中へ面を捺して突伏した。
泉鏡花 古狢 青空文庫
そこで棚の上から銅鍋をもち出し、月の光をそれに反射させて読む工夫をした。
――幼年時代・少年時代・青年時代―― マクシム・ゴーリキイの伝記 青空文庫
昔し風の台所へ往って御覧なさい、古びた青銅鍋だの粗製の琺瑯鍋だのあるいは銅の鍋だの真鍮鍋なんぞを使っていますが西洋は大概国法を以てあんな鍋の使用を厳禁しています。
春の巻 食道楽 青空文庫
僕の知った人は青銅鍋で鳥のスープを製して翌日の晩に食べて一家残らず緑青中毒を起し死ぬほどの目に逢った者があります。
春の巻 食道楽 青空文庫
妻君が西洋風のソース鍋を買って下さいよと主人に歎願しても、イヤ先ず青銅鍋で間に合せておけと拒絶しながら其処へ友達が来て応挙の画の売物がある、持主が非常に困って売るから半分値で買えると聞くと、それでは人手に渡らぬ内早く往って買っておこうと百円札の二、三枚も掴み出すような不心得千万な人もある。
春の巻 食道楽 青空文庫
その偽物を床の間へかけて風流だとか高尚だとか独でよがって台所では青銅鍋を使っているような似非風流が長く流行したら日本国も亡びるね。
春の巻 食道楽 青空文庫
先日中川さんのお話を伺って銅鍋や青銅鍋は気味が悪くなりましたから銅製の食器を全廃して西洋鍋を買いました。
春の巻 食道楽 青空文庫
作例 · 標準
作品のテーマは人間の本質を問う。
芸術作品は多くの解釈の余地を持つ。
創作活動は心の表現である。
文学は時代を映す鏡となる。