潜望鏡
せんぼうきょう
名詞
標準
periscope
文例 · 用例
ぼくたちは、潜望鏡でこの有様を見て、おかしくて涙が出て、とまらなかった。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
あとは潜望鏡だけで覗いている。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
巨船の甲板では乗組員や船客が、あわてて走りまわるのが潜望鏡を通して見えた。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
ある船は、海面に潜望鏡を見たといい、また、覗いてすぐに姿を消したという船もあった。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
ところがねえ、さてという土壇場になってまた潜望鏡をだすと、なにしろ、船のほうは電光形の進路をとっている。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
それは水上|噸数約四百噸ばかりの沿岸艇で、橙色に染め変えられた美しい船体は、なにか彩色でもした烏賊の甲のように見えたが、潜望鏡と司令塔以外のものはいっさい取り払われて、船首に近い三|吋大仰角速射砲の跡には、小さな艙蓋が一つ作られていた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
司令塔の艙蓋から鉄梯子を下りると、そこには、クルップ式の潜望鏡と潜水操舵器があって、右手が機関室、左手は二つの区画に分れていて、手前のは、以前士官室だった底を硝子張りにした観覧室、またその奥は前の発射管室で、そこに艇長の遺品が並べられてあった。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
そこで、ふたたび浮揚し潜望鏡を出してみると、残陽を浴び、帆を燃え立たせた漁船の群が、一隻の汽船を中心に、網を入れつつある。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
作例 · 標準
潜水艦は、水面に顔を出さずに潜望鏡で周囲を偵察した。
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その潜望鏡は、非常にクリアな視界を提供してくれた。
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敵艦を発見するため、兵士は潜望鏡を覗き込んだ。
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ウィキペディア
潜望鏡(せんぼうきょう)は、反射鏡などを利用して視点の位置を変える光学装置のことである。ペリスコープ(periscope)とも呼ばれる。反射鏡ないしプリズムを2回使って光路を折り曲げる他、レンズにより望遠鏡の機能も持たせたものが一般的である。正立望遠鏡は一般に全長が長くなるのが欠点だが、潜望鏡ではむしろそれを利用でき、また機能上も正立像が必要であるので、光学系に正立望遠鏡を使ったものが多い。
出典: 潜望鏡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0