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菊作り

きくづくり
名詞
1
標準
chrysanthemum growing
文例 · 用例
けれども、かれとても菊作りの志士である。
太宰治 清貧譚 青空文庫
」 才之助は、けさは少からず、菊作りとしての自尊心を傷つけられてゐる事とて、不機嫌であつた。
太宰治 清貧譚 青空文庫
或いは、私の菊作りは、いのちがけで、之を美事に作つて売らなければ、ごはんをいただく事が出来ないのだといふ、そんなせつぱつまつた気持で作るから、花も大きくなるのではないかとも思はれます。
太宰治 清貧譚 青空文庫
」黄英は、泣声になつて、「三郎だつて、あなたに御恩報じをしようと思つて、毎日、菊作りに精出して、はうばうのお屋敷にせつせと苗をおとどけしてはお金をまうけてゐるのです。
太宰治 清貧譚 青空文庫
用事で公園をいそぎ足にぬけていたら、いかにも菊作りしそうな小商人風の小父さんが、ピンと折れ目のついた羽織に爪皮のかかった下駄ばきで、菊花大会会場と立札の立っている方の小道へ歩いて行きました。
宮本百合子 二人の弟たちへのたより 青空文庫
このあたりも菊作りがさかんだ、小屋までかけて観せるべく並べてある、私も観せて貰つた、あまり好きではないが。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
澁紙色をした裏の菊作りの爺さんは菊の苗の手入れや施肥に餘念がなかつた。
嘉村礒多 崖の下 青空文庫
之を観ると日本の菊作りは最早顔色が無い気がする。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
作例 · 標準
定年退職後は、趣味の菊作りで毎日忙しくしている。
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祖父は菊作りの名人として、品評会で何度も賞をもらっていた。
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丹精込めて育てた菊が、見事な大輪の花を咲かせたときの喜びは、菊作りの醍醐味だ。
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