小さやか
ちいさやか
形容動詞
標準
文例 · 用例
九 小宮山は所在無さ、やがて横になって衾を肩に掛けましたが、お雪を見れば小さやかにふっかりと臥して、女雛を綿に包んだようでありまする。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
時には小さやかな瀬をつくつて落ちてゐるかと思ふと、時には平らに鏡を置いたかと思はれるやうに、静かに淀んで流れてゐる。
— 田山録弥 『島の唄』 青空文庫
またその小さやかな水が瀬となり瀑となり淵となつて、次第に大きくなつて、帆を浮べたり外輪の小蒸汽を浮べたりしてゐるといふことが面白いではないか。
— 田山録弥 『水源を思ふ』 青空文庫