辺打
へんだ
名詞
標準
文例 · 用例
さうするとレデイが非常に憤つて……そんなこと嘘だよ、Nはとても平気だね、もう一辺打つて御覧、僕に――此処を転げ落ちるのはとても面白いよ。
— 牧野信一 『舞踏会余話』 青空文庫
と、武者の反対の側に控へてゐる、これは白面の一人の使丁が、携へてゐる一本の撥を擬して、二つ目の太鼓の音が消えると同時に、太鼓の胴を、つまり木材の部分を戛、戛、戛ツと拍子をとつて三辺打ち叩くのである。
— 牧野信一 『バラルダ物語』 青空文庫
身辺打明けの記宮本百合子-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)煩さく:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定(例)好物といえばあい鴨です。
— 宮本百合子 『身辺打明けの記』 青空文庫
タリシュオスの子エケポ,ロス、トロイア軍の先陣の中にすぐれし勇將を、アーンチロコス先づ斃す、馬尾の冠毛振りかざす甲の天邊打碎き、鋭刄凄く骨に入り、其額上を貫けば一命亡び死の暗は忽ち彼の目を蔽ひ、 460亂軍中にどうと伏し塔の倒るる見る如し。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫