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苦参

くらら異読 クララ
名詞
1
標準
Sophora flavescens
文例 · 用例
泊り客を見かけては道庵がいちいち、途中で手折って来た槐のような木の枝を渡していうことには、「これは苦参といって蚤よけのおまじないになる。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
苦参という草を床の下へ敷いて寝るか、枳の葉を抱いて寝ると蚤よけになるということにまで源内談義が及びかけた時――不意に、今までヒッソリしていた隣り座敷で、「だ、だッてお前、どの顔さげて、阿波へ帰れるものじゃない……」 声をたかぶらせていう者がある。
木曾の巻 鳴門秘帖 青空文庫
……きょ、きょら、くららくららっ!
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
二十五 ……きょ、きょら、きょきょら、くららっ!
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
まだ耳の底に絶えなかった、あの、きょ、きょら、くらら鳥の声が、この時急に変った。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
保利橋の付近にはときたま乞食がいるけれども、さくららしい女の姿も、吾平らしい男のいるようすもなかった。
山本周五郎 醜聞 青空文庫
作例 · 標準
苦参の根は非常に苦いが、古くから胃腸薬や解熱剤として重宝されてきた歴史がある。
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庭の片隅に植えた苦参が、夏になると釣鐘状の可愛らしい薄黄色の花を咲かせる。
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「わあ、本当に苦い!」と、苦参を煎じた薬を一口飲んだ子供が激しく顔をしかめた。
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