晴雨
せいう
名詞
標準
clear or rainy weather
文例 · 用例
古い昔の天測器械や、ドルイドの石垣などは別として、本当の意味での物質科学の開け始めたのはフロレンスのアカデミーで寒暖計や晴雨計などが作られて以後と云って宜い。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
また平日一般の日本国民は京都市の晴雨に対しては冷淡なるも、御大典当時は必ずしも然らざるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
彼の地における各時季の気温や、風向、晴雨日の割合などは勿論、些細な点についても知識の有無に従ってその方面の準備の有無は意外の結果を来たすであろうと考えられる。
— 寺田寅彦 『戦争と気象学』 青空文庫
五日後に挙行される遠泳会の晴雨が気遣われた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
敏感な重藤は、正確な晴雨計のように、すぐ、それに気づいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「この晴雨計の使い方を知っているかね、一つ測って見給え」などと云った。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
しかし均平との関係はそれきりにはならず、商売を始めてから、その報告の気持もあって、ある日忘れて来た袱紗だとか、晴雨兼用の傘などを取りに行くと、均平はちょうど、風邪の気味で臥せっていたが、身辺が何だか寂しそうで、顎髭がのび目も落ち窪んで、哀れに見えた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
今日の晴雨を詳に考ふるなるべしと思へば、天のさま悪しゝ、舟出し難しなど云はれんには如何せんと、傍観する身の今さら胸轟かる。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
作例 · 標準
「晴雨にかかわらず決行しますので、雨具の用意をお願いします」と幹事が念を押した。
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その古い神社の記録には、数百年にわたる毎日の晴雨が克明に記されている。
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晴雨の激しいこの時期は、服装選びに苦労するのが常だ。
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