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生まれ落ちる

うまれおちる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be born
文例 · 用例
彼は生まれ落ちると同時に人類を敵として見なければならない運命を授けられるのに、これははじめから人間の好意に絶対の信頼をおいている。
寺田寅彦 ねずみと猫 青空文庫
それは生まれ落ちるときから輟めずに泣いているものであった。
田中貢太郎 愛卿伝 青空文庫
お前も知ってのとおり私は生まれ落ちるとからつむじ曲がりじゃあったけれども、あんなに周囲からこづき回されさえしなければこんなになりはしなかったのだよ。
有島武郎 或る女 青空文庫
生まれ落ちるとから病気一つせずに育って来た貞世は前から発熱していたのを自分で知らずにいたに違いない。
有島武郎 或る女 青空文庫
」とその手を引き、「ゆえあってそちと君尾とは、生まれ落ちるから手もとに置けず、残念ながら嬰児のうちから、一人は銅兵衛、一人は平左衛門へ託して傅育させたのだが、逢わざること十数年!
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
私共、アルマ、マチラの兄弟は生まれ落ちるとからの双生児で、私の方が後から生まれましたために、今までの習慣に従って、仮りに兄貴と名乗っているにはいるので御座いますが、実は揃いも揃った瓜二つで、声から、眠る時間から、学校の成績から、ネクタイの好みまで、弟のマチラと一分一厘違わない。
夢野久作 霊感! 青空文庫
認識するとは、われわれが生まれ落ちる時に与えられるもの、すなわち、豊かな生命の衣を少しずつでも剥いでゆくことではないのか。
原口統三 二十歳のエチュード 青空文庫
賤しい女の腹に出来たとはいうものの、生まれ落ちるとそのままいまの乳母の手に育てられて淋しい郊外に人となったので、天性器用な千代子はどこまでも上品で、学校の成績もよく画も音楽も人並み優れて上手という、乳母の自慢を人のいい駅長なんかは時々聞かされるということであった。
白柳秀湖 駅夫日記 青空文庫
作例 · 標準
例句
生まれ落ちる(うまれおちる) — 幻辞.com