底釣り
そこづり
名詞
標準
文例 · 用例
彼等は智識に対して千両箱をオリムパスの山ほど積み、クリーサスの富を傾け尽しても相当の報酬を与えんとしたのであるが、いかに考えても到底釣り合うはずがないと云う事を観破して、それより以来と云うものは奇麗さっぱり何にもやらない事にしてしまった。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
それには悉く又|鈎も違ふ、仕掛けも違ふ、底釣りのカレイ、アイナメ、コチ、ハゼ、カサゴの仕掛けでは、サバ、アヂ、スズキなどの中層にゐる魚は釣れない。
— 佐藤惣之助 『日本の釣技』 青空文庫
陸上での有用性など管理上の面倒からすると到底釣り合うものではなかったからだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫