表作
おもてさく
名詞
標準
文例 · 用例
蕪村の詩境を単的に咏嘆していることで、特に彼の代表作と見るべきだろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
これと前記の二作とは、おそらくド氏の三部代表作であるだらう。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
ところが最近、改造社の一圓本で、殆んど芥川君の代表作を包括してゐる、その全集とも言ふべきものを通讀した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の追憶』 青空文庫
そう言ったら、その先輩のお方も、なるほど、人から貴下の代表作は?
— 太宰治 『正直ノオト』 青空文庫
ただ、彼がその自分の過去の説明を行った頃の支那の情勢、または日支関係、または支那の代表作家としての彼の位置、そのようなところから注意深く辿って行ったら、或いは何か首肯するに足るものに到達できるのではなかろうか、とも思われるのだが、鈍根の私には、そんなこまかな窮竟はおぼつかない。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
明治四十一年一月の「早稲田文学」に現れた、花袋の代表作の一つであろう。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
その僅かの著作のうちで、この冊子は代表作であるだけに他の著作は散逸させてしまつても、これには愛惜の念が残り、晩年になるほど手もとに引つけて置いた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
撃ち出した砲弾が大気の条件によってどんな影響を受け、初速や発射角度などに応じてどのような軌跡を描いてどこに着弾するかを示す弾道数表作りを高速化する目的で、一九四三年に開発が始まった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫