一工夫
ひとくふう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
a bit of contrivance
文例 · 用例
実験上のテクニックでも人の真似をするよりは何かしら一工夫するのが好きであった。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
僕たちだけでも、ここはなんとかして、北さんのお顔の立つように一工夫しなければならぬところなんだろうけれど、あいにく、そんな力はねえや。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
そしてまだ話をきかぬ雌までも浮いて見えたので、「雌の方の頸はちょいと一工夫がある。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
」――これに対して、私も一工夫したいようにも思ったが、年の割に頭も禿げているし、露出に――学校教授、槙村と名刺で済ました。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
▼然し中條氏が生きた文章を書くことが目的であつたなら、その文章用語は、生きた現実との照応に於て、何等かの新しい意義を与へるために、自らものの言ひ方に、一工夫も、二工夫もあつてよろしからう。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
源次 藤十郎どのから、お小言を食わぬ前に、もう一工夫してみよう。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
――其処から起る色々な苦難が、一工夫と会社の重役の娘との「恋物語」ともつれ合って、表へ出たり、裏になったりして描かれていた。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
大好きですがどうも胡麻をかけただけでは物足りないので一工夫して、挽肉を味噌、醤油、砂糖で甘辛くどろりと煮て胡麻などの代りにかけていただきます。
— 宮本百合子 『十八番料理集』 青空文庫
作例 · 標準
料理にもう一工夫加えると、さらに美味しくなるだろう。
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プレゼンテーションに一工夫凝らし、聴衆を惹きつけた。
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この問題を解決するには、何か一工夫が必要だ。
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