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何処から何処まで

どこからどこまで
表現
1
標準
all over (the place)
文例 · 用例
こいつァ一体何処から何処までが本当で、何処から何処までが嘘なのかしら――と、一寸けじめがつき兼ねた程の巧みな嘘を、さまざまと小説的才能を以て並べたてることだ。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
ハンドルを握った労働者の何処から何処までが機械であり、何処から何処までが労働者か、それを見分けることは誰にも困難なことだった。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
きょうは断乎として何処から何処までも検べ上げたうえでないと通さんぞ」 ワイトマンは満面朱盆のように赭くなってレッド老人を睨みつけた。
海野十三 軍用鼠 青空文庫
何処から何処までキチンとして、何処をつついてもピンとした手ごたへのありさうに思はれる、しつかりした態度、あの意志を充分に現はした額、深い眼、――を持つた平塚さんの対照としては、あまりに意想外でした。
伊藤野枝 妾の会つた男の人人 青空文庫
何処から何処までしめくゝりのないやうな口のきゝ方までがだら/\した、神経と云ふものがあるのかないのか分らないやうな、恐らくどんなひどい虐待を受けてもへら/\笑つてゐさうな草平氏のものごしに私はすつかり反感を起して、すべてが、あのノロマな自惚からの失敗だとしか思へなくなりました。
伊藤野枝 妾の会つた男の人人 青空文庫
何処から何処まで不可解ずくめなんて、ピッタリと君の趣味だぜ」「なァに、驚く事はないさ。
小栗虫太郎 後光殺人事件 青空文庫
が、最後にそれは反対に、一人の女性をあるがままに受け入れること、即ち何処から何処まで彼女自身であって、いま若くあることも、又いつか年老いることも勝手であるところの、一人の自由な女性を受け入れることであると考えるようになって来た。
窪川稲子さんに 「美しかれ、悲しかれ」 青空文庫
私はいま、二人で住んでいた部屋に何処から何処まで似た、それでいて全然見知らないような感じのする部屋の中に、一人ぼっちで、この日記をつけている。
堀辰雄 風立ちぬ 青空文庫
作例 · 標準
彼の部屋はどこからどこまで散らかっていて、足の踏み場もない。
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彼の話は、どこからどこまで本当かわからない。
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旅行中は、どこからどこまで写真を撮りまくった。
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