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貴衆

きしゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
第一次大戦終了の後、漸々新婦人協会が治安警察法第五条の改正を議会に請願し、世界の社会情勢に押されて一九二二年(大正十一年)その改正建議案は貴衆両院を通過したが、その三年後には当時の内閣が、婦人公民権に対してさえ不許可を声明したのであった。
――婦人が政治をどう見るか―― 現実に立って 青空文庫
内閣會議にでも出し、それから貴衆兩議院で决めて、可成人の嫌ふやうな職業を重んずるやうにする法令でも發布したら、或は利目があるかも知れぬ。
新渡戸稻造 教育の目的 青空文庫
内閣会議にでも出し、それから貴衆両議院で決めて、かなり人の嫌うような職業を重んずるようにする法令でも発布したら、あるいは利目があるかも知れぬ。
新渡戸稲造 教育の目的 青空文庫
しかし寺内、後藤二氏はこの致命的事件に対して全く知らぬふりをし、同僚の閣臣も、貴衆両議院も、政党も、教育界も一般社会も平然としてこれを看過しております。
与謝野晶子 三面一体の生活へ 青空文庫
しかるに私の期待は逸れて、平塚さんたちは「治安警察法第五条の修正」と「花柳病男子の結婚制限」という二種の請願を貴衆両院へ提出することを以て第一著の運動とされるのでした。
与謝野晶子 新婦人協会の請願運動 青空文庫
二階は貴衆両院議員の有志が懇親会とやら抜けるほどの騒ぎに引きかえて、下の小座敷は婢も寄せずただ二人話しもて杯をあぐるは山木とかの田崎と呼ばれたる男なり。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
軍部の改革、所謂強力内閣の真の強力内閣への改革、内務省官吏の人物の改革、貴衆両院夫々の改革、警視庁の改革、司法部の改革、至るところ改革でないものはない。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
其の理由は、一、本校ノ演奏ハ一般民間ニ於ケル個人又ハ音楽団体等ニ依ル演奏トハ全ク其性質ヲ異ニシ……二、当日ノ参聴者ノ大部分ハ上ハ畏クモ久邇宮殿下ヲ始メ奉リ文部大臣ヲ始メ政府要路者外交団貴衆両院議員全員……ノ招待者ニシテ……等々であった。
山下博章 「プラーゲ旋風」の話 青空文庫