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名詞
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標準
文例 · 用例
それで私も庭の方を向いて眺めるともなしに躑の根本の所を眺めた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
私がまだ六つの頃、広島にゐた時、下女に連れられて買ひ物に出ようとすると庭の出口の躑の下から蛇が出て来た事を思ひ出した。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
後年郷里に住むやうになつてから、その模型は庭の躑の蔭の平たい石の上に置かれてゐた。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
植木の露店には、もう躑が出ている。
太宰治 新樹の言葉 青空文庫
光琳の躑などは、セザンヌ、モネー、ゴーギャン、誰の画よりも、すぐれていると思われました。
太宰治 トカトントン 青空文庫
十三坪のひろさの裏庭がついていて、あの二本の紅梅が植えられてあるほかに、かなりの大きさの百日紅もあれば、霧島躑が五株ほどもある。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
裏庭の霧島躑がようやく若芽を出しかけていた頃であった。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
庭の五株の霧島躑の花はそれぞれ蜂の巣のように咲きこごっていた。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫