腕自慢
うでじまん
名詞動詞-サ変
標準
pride in one's strength or skill
文例 · 用例
腕自慢の若侍があった。
— 田中貢太郎 『村の怪談』 青空文庫
俺だつて日頃の腕自慢なのだから、何を……といふ勢ひを示して、鷲掴みに振りかぶつたんだが、その時思はず俺の眼からは火花が散つたかと思ふと、厭といふほど背中をどやされてしまつたんだ。
— 牧野信一 『武者窓日記』 青空文庫
出入りの鳶の者に腕自慢の男がいるので、それを語らって軒下の物かげに伏せておくと、賊は果たして夜ふけに忍んで来た。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
ハリソンは商人で、もとより専門家ではないが、写真道楽の腕自慢から、喜んでシマダにいろいろの技術を教えた。
— 蟹のお角 『半七捕物帳』 青空文庫
力自慢、腕自慢の人々が何人か交替で挽いて行く。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
彼の父親は、大坂城代部下の、一|勘定役人であったが、お城修理の砌、作事奉行配下の、腕自慢の侍と口論し、筋が立っていたので、その場は言い分を通したが、程経て、闇打ちに会ってしまった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
ひとつ、ノレンのこと、腕自慢、江戸前トンカツ、千鳥足、右の如く変更のこと。
— 坂口安吾 『ニューフェイス』 青空文庫
相撲の店だから、腕自慢、これは筋が通っているよ。
— 坂口安吾 『ニューフェイス』 青空文庫
作例 · 標準
例句