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子細ありげ

しさいありげ
形容動詞
1
標準
seeming to be for a certain reason
文例 · 用例
もちろん、それは一種の幻覚と信じているのですが、ちょうどその矢さきに若い女の所持品らしいこの指輪を見いだしたということが、なんだか子細ありげにも思われたのです。
岡本綺堂 指輪一つ 青空文庫
今までおとなしかった娘たちの性行が、普請以後にわかに一変したというのは、何かの子細ありげにも思われたからであった。
岡本綺堂 怪獣 青空文庫
その老人が何か子細ありげな顔をして、鯉の洗肉に箸を付けないのを見て、わたしはかさねて訊いた。
岡本綺堂 青空文庫
女房の口ぶりが何やら子細ありげにも聞えたからである。
岡本綺堂 青空文庫
勿論、なにかの都合で途中下車をしないとも限らないのであるが、くどくも言う通り、余りにもあわただしい二人の様子が何か子細ありげにも思われた。
岡本綺堂 深見夫人の死 青空文庫
」と、車掌も子細ありげに言った。
岡本綺堂 深見夫人の死 青空文庫
犬は毎日のようにわたしの庭へも遊びに来て、父の顔をよく知っているので、今この提灯を持った人に対しては別に吠え付こうともしなかったが、それでも父の前に来て子細ありげに低く唸っていた。
岡本綺堂 青空文庫
その顔を子細ありげに睨みながら、権右衛門は持っている松明を采女に渡して、ふたたび鞍の上にまたがった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
作例 · 標準
彼女は子細ありげな笑みを浮かべたまま、質問には答えず部屋を出て行った。
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彼は子細ありげに辺りを見回すと、声を潜めて衝撃的な事実を話し始めた。
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二人が黙って見つめ合う様子は、いかにも子細ありげで他人が口を挟める雰囲気ではなかった。
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子細ありげ(しさいありげ) — 幻辞.com