アンフェア
アンフェア
形容動詞
標準
unfair
文例 · 用例
犯人は読者に当たらぬのが当然で、こういうアンフェアな作品は、作家の方が黒星、ゲームにはならない。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
「秘密の通路に類するアンフェアな解決法は一切廃して、密室犯罪の解決法を分類して行くと、大体次のようになってくる」と断って以下がその分類。
— 井上良夫 『J・D・カーの密室犯罪の研究』 青空文庫
この作に対しては、記録者が積極的に嘘を書いていないにしても、肝腎のところを省いているのだから、やはり読者に対してアンフェアだという非難がある。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫
ヘロドトスにしても聖書外典にしても、秘密の出入口があるので、いまの目で見れば、アンフェアな密室の謎だが、そういえばポーの「モルグ街」にしても、窓のさし釘が内部で折れていたというアンフェアなものである。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫
(ポーのは窓の留め釘が、内部で折れていて、実は誰にでも開閉できたのだという種明かしなので、密室トリックとしてはアンフェアである)。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫
こういう超常識の動機は、ヴァン・ダイン流の考え方では、アンフェアなのだが、チェスタートンの手にかかると、少しも不満を感じない面白い小説となる。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日アンフェアについて考えている。
アンフェアという言葉は日本語で重要だ。
彼はアンフェアの意味を理解している。
この文にはアンフェアが含まれている。