すり込む
すりこむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to rub in (e.g. cream into the skin)
文例 · 用例
それだろう、ということになり、あの人は薬屋に行き、チュウブにはいった白いべとべとした薬を買って来て、それを、だまって私のからだに、指で、すり込むようにして塗ってくれました。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
粥は高粱の中へ豚の肉を入れたもので、その煮えるのを待ちかねて四、五椀すすり込むと、堀部君のひたいには汗がにじみ出して来た。
— 岡本綺堂 『雪女』 青空文庫
「それだけならば、わたくし一人のこと、どのようにも堪忍もなりまするが……」と、玉藻は口惜し涙をすすり込むようにして訴えた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
……私今日昼から歯が痛いの」 そういって渋面をして、口を歪めてすすり込むような音を立てていた。
— 近松秋江 『うつり香』 青空文庫
麻の一重で尻までまくって、おまけに扇子とハンケチをちゃんぽんに使って、それでもだくだく汗が流れるような篦棒な暑中や、夜具みたいに綿の入った着物を何枚もしょい込んで、それでもがたがた胴ぶるいをしながら、水っ鼻をすすり込む寒中が島国的気候なら、大陸的の方がよっぽどしのぎよさそうだ。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
あと十二分すれば、極めて正確に夫人の身体に、ちょいとした変化が起るような薬品をその皮膚にすりこむことにも美事成功したのであった。
— 海野十三 『人造人間殺害事件』 青空文庫
あの皸だらけの頬は愈赤くなって、時々|鼻洟をすすりこむ音が、小さな息の切れる声と一しょに、せわしなく耳へはいって来る。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
あの皸だらけの頬は愈、赤くなつて、時時鼻洟をすすりこむ音が、小さな息の切れる聲と一しよに、せはしなく耳へはひつて來る。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
作例 · 標準
乾燥が気になる部分に、保湿クリームを優しくすり込む。
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「虫刺されの薬は、患部にしっかりすり込むと効き目が早いよ」
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スポーツの前に、筋肉をほぐすためのローションを脚にすり込んだ。
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標準
to grind and mix (e.g. pepper into miso)
作例 · 標準
すり鉢に味噌を入れ、香りの良い山椒を細かくすり込む。
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「豆腐の白和えを作るには、豆腐を滑らかになるまですり込むのが基本だ」
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魚のすり身に薬味をすり込み、つみれ汁の準備をする。
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