神詣
かみもうで
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
visiting a shrine
文例 · 用例
その時義兄は北|牟婁でその病気が癒るようにと神詣でをしてくれた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
着換えるのも面倒で、昼間のなりで、神詣での紋付さ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
青年の方では一年一度の神詣りに何が悪いと抗議をする。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
この河童の尻が、数え年二百歳か三百歳という未だうら若い青さに痩せていた頃、嘘八百と出鱈目仙(千)人で狐狸かためた新手村では、信州にかくれもなき怪しげな年中行事が行われ、毎年大晦日の夜、氏神詣りの村人同志が境内の暗闇にまぎれて、互いに悪口を言い争ったという。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
ところが、ひとり、庄屋の娘で、楓というのが、歌のたしなみがあって、返歌をしたのが切っ掛けで、やがてねんごろめいて、今宵の氏神詣りにも、佐助は楓を連れ出していたのだ。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
夜のとばりがせめてもに、この醜さを隠しましょうと、色男気取った氏神詣りも、悪口祭の明月に、覗かれ照らされその挙句、星の数ほどあるアバタの穴を、さらけ出してしまったこの恥かしさ、穴あらばはいりもしたが、まさかアバタ穴にもはいれまい。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
切通しを通るまえに、湯島……その鳥居をと思ったが、縁日のほかの神詣、初夜すぎてはいかがと聞く。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
しかも二人の縁は切れないで、お近は柳島へ行った後も寺参りや神詣でにかこつけて、ひそかに佐藤と逢曳きを続けていた。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
新年の喧騒が落ち着いた頃、家族で静かに神詣へと向かった。
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厳しい受験を控えた娘の合格を願い、朝一番に神詣を済ませる。
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古びた参道の石段を登り、一心に神詣の作法を守って手を合わせる。
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