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白耳義

ベルギー
名詞頻度ランク #7968 · 青空 133
1
標準
Belgium
文例 · 用例
白耳義の首都ブラッセルから独逸国境の方へ半日ほどドライヴしますと世界大戦当時最も激戦を極めた地方へ出ます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
「埋木」OSSIP SCHUBIN「アルフォンス・ド・ステルニイ氏は十一月にブルクセルに来て、自ら新曲悪魔の合奏を指揮すべし」と白耳義独立新聞の紙上に出でしとき、府民は目を側だてたり。
太宰治 女の決闘 青空文庫
白耳義のマルビキユーリ、銷麗の文才を抱いて然も一家の生計を支ふる能はず、ひとり片田舎に隠れて其驚異すべき処女作小説を脱稿するや、之を都に残せるその妻に送らむがために、彼は実に郵税先払を以てせざるを得ざりき。
石川啄木 閑天地 青空文庫
こゝは、もと父の部屋であったのを、父の死後わたくしの部屋に宛てられ、部屋の調度など、かなり片付けられましたが、床の間の違い棚の上に法令書のようなものが二三冊、それから白耳義製のウヰスキー瓶のセットなど、父の面影がなお偲ばれました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
白耳義製のウヰスキーのセットはあらぬ座敷の片隅に下されて、私が見覚えてから十年あまりの歳月、少しずつ蒸発しながらまだ半ば近く残っていた父の飲み残しの懐かしい粟色の液体はすっかり空になっていました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
スルイヤの夫は工業学校出の機械屋であったが、あの全欧洲の男性を人殺し機械にした欧洲大戦の際、英国陸軍工兵中尉として、生れた許りのアグネスに頬ずりして、白耳義の戦線へ出征して行った。
岡本かの子 母と娘 青空文庫
六月二十日 第五信(ベルリンにて)ママ、私共は昨晩十時五十分に巴里の北停車場からベルリン行きの国際列車に乗って途中|白耳義に入りましたが夜中で眠って居たので知らずに通過して仕舞いました。
岡本かの子 母と娘 青空文庫
外国へ渡ったのは、仏蘭西からと、伊太利、それから白耳義と西班牙から、公私おのおのその持ぬしから、おなじ事を求めて、一度ずつ瓜を返したのには、小山夏吉も舌をまいて一驚を吃したそうである。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
作例 · 標準
書斎の古い世界地図には、ベルギーの国名が「白耳義」と漢字で記されていた。
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祖父の遺品である絵葉書には、戦前の白耳義の美しい街並みがセピア色で印刷されていた。
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明治時代の外交文書を紐解くと、当時の白耳義との貿易交渉の苦労が詳細に記録されている。
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