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磯辺

いそべ
名詞
1
標準
seashore
文例 · 用例
春雨や小磯の小貝|濡るほど 終日|霏々として降り続いている春雨の中で、女の白い爪のように、仄かに濡れて光っている磯辺の小貝が、悩ましくも印象強く感じられる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
興津を過ぐる頃は雨となりたれば富士も三保も見えず、真青なる海に白浪風に騒ぎ漁る船の影も見えず、磯辺の砂雨にぬれてうるわしく、先手の隧道もまた画中のものなり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
何の祝宴か磯辺の水楼に紅燈山形につるして絃歌湧き、沖に上ぐる花火夕闇の空に声なし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
葛飾の真間の磯辺から、武蔵野の小岫がほとり、入間路の大家が原、埼玉の津、廻って常陸の国に入った。
岡本かの子 富士 青空文庫
「あの山を越す哀しい鳥の数も数え尽した」「もう、いいわ、じゃ、ね」さぬらくは玉の緒ばかり恋ふらくは不二の高嶺の鳴沢のごと駿河の海|磯辺に生ふる浜つづら汝をたのみ母にたがひぬ
岡本かの子 富士 青空文庫
ナヴァラナが磯辺で甲斐甲斐しく海獣の料理をする場面も興味の深いものである。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
ゆり殿が赤児|抱きて磯辺に立てるを視しは、われには昨日のようなる心地す」老婦は嘆息つきて、「幸助殿今無事ならば何歳ぞ」と問う。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
幸助を中にして三つの墓並び、冬の夜は霙降ることもあれど、都なる年若き教師は源叔父今もなお一人|淋しく磯辺に暮し妻子の事思いて泣きつつありとひとえに哀れがりぬ。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
作例 · 標準
週末は家族で磯辺に出かけ、波打ち際で遊んだり貝殻を拾ったりして過ごした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
夕暮れの磯辺を一人散策していると、遠くに漁火が見え、旅情をそそられた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
この辺りの磯辺は岩場が多く、フナムシやカニなどの生き物を観察するのに最適な場所だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
台風の接近により、磯辺一帯には高波警報が発令され、住民に注意が呼びかけられている。
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2
標準
food wrapped in nori
作例 · 標準
醤油の香ばしい匂いと海苔の風味が絶妙に合う、熱々の磯辺焼きを頬張った。
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お弁当のおかずとして定番のちくわの磯辺揚げは、青のりの香りが特徴だ。
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つきたての餅を小さくちぎり、醤油を絡めて海苔で巻いた磯辺は、いくらでも食べられそうだ。
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軽く炙ったホタテ貝柱を海苔で包んだ磯辺焼きは、海の幸の旨味を存分に味わえる一品である。
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ウィキペディア曖昧さ回避

磯辺(いそべ) 磯周辺を表す名詞 日本の地名 磯辺 (千葉市) - 千葉県千葉市美浜区 日本人の姓のひとつ 青海苔を衣に混ぜた料理。「磯辺揚げ」などがある

関連項目
出典: 磯辺 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0