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名詞
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標準
文例 · 用例
彼れは夫れを見ると鋭利なメスを頭蓋骨に達するまで刺透して、右のにぐつと引きまはしたい衝動に襲はれた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
をキリモミにしてゐる。
中原中也 散歩生活 青空文庫
たった今まで、草原の中をよろめきながら飛んでいる野の蜜蜂が止まったら、羽を焦してしまっただろうと思われる程、赤く燃えていた女房の※が、大理石のように冷たくなった。
太宰治 女の決闘 青空文庫
こないだ雜誌だか新聞だかでひよいと讀んだ話であるが、佛蘭西のある市のある家の一室である朝中年の紳士がピストルで※を貫かれて死んでゐた。
南部修太郎 探偵小説の魅力 青空文庫
そして、フレデリックがすつくと立ち上つたかと思ふと、※から眞紅の絲を引いてイングンの體は崩れるやうにその足下に倒れ伏した。
――スウェーデンの殺人鬼―― 死の接吻 青空文庫
と、なほも靜かな微笑を浮べながら、いきなり拳銃を※に當てると、フレデリツクは一度、二度引金を引いた。
――スウェーデンの殺人鬼―― 死の接吻 青空文庫
アイリスは※や上眼瞼に青筋のある神経質の小さな顔を怪訝に曇らせる。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
イベットは両手で小田島の腕を握り、毛織物を通して感じられる日本人独特の筋肉が円く盛上った上膊に※を宛がった。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫