金札
きんさつ
名詞
標準
golden label
文例 · 用例
こなたは、盛りは四天王、金札打った独武者、羅生門よし、土蜘蛛よし、※々、狼ももって来なで、萌黄、緋縅、卯の花縅、小桜を黄に返したる年増交りに、十有余人の郎党を、象牙の撥に従えながら、寄すれば色ある浪に砕けて、名所の松は月下に独り、従容として名を得る口惜しさ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作り髭を付け、唐冠の甲を著け、金札緋威の鎧に朱塗の重籐の弓を握り、威儀堂々と馬に乗って洛中を打ち立った。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
この白布は後に金札に改められた。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
船賃二人分洋銀二十枚、此代金札二十二両、外に三歩手数料。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
結局、三日のうちには、必ずその奥方が一度は姿を見せるであろうから、その時に鉄札か金札かを見届けようということで議論が定まりかけた時分に、裏庭で一発の花火が揚りました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
これらの駄賃が支払われる場合に、今までどおりの貨幣でなくてそれにかわる金札で渡されたとしても、もし一両の札が実際は二分にしか通用しないとしたら。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
こんな東征軍を動かすほどの莫大な戦費を支弁するためからも、新政府の金札(新紙幣)が十円から一朱までの五種として発行されたのは、半蔵がこの旅に出てからのことであった。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
内地の人民、ことに商人は太政官の準備を危ぶんで新しい金札をよろこばない。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
標準
kinsatsu (Edo-period paper money)
標準
kinsatsu (early Meiji-period paper money)
標準
golden tablet belonging to Yama that is inscribed with the names of souls to be sent to paradise