蠣
蠣
名詞
標準
文例 · 用例
或る人人にとつて、牡蠣の表象が女の肉體であると同じやうに、私自身にすつかり解りきつたことなのである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
牡蠣のやうに眠りたいのだ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
或る人人にとつて、牡蠣の表象が女の肉体であると同じやうに、私自身にすつかり解りきつたことなのである。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
昭和九年二月著者我が心また新しく泣かんとす冬日暮れぬ思ひ起せや岩に牡蠣漂泊者の歌日は斷崖の上に登り憂ひは陸橋の下を低く歩めり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
暗憺として碇泊し、心みな錆びて牡蠣に食はれたり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
嘉七は牡蠣のフライをたのんだ。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
蟹、鮑、蠣、次々と持って来るのである。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
蟹も鮑も、蠣もみんな宿でたべて来ました。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫