張り付く
はりつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to stick (to)
文例 · 用例
最後の死力を振り絞り恐怖のフレスコ画に背を向けようと、少なくとも顔だけは表面に触れて張り付くことのないようにしようと試みた。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
それからは、猶更以てじやれ着いて、ろくに團右衞門の邸へも行かず、絡はりつくので、ふら/\立ちたいほど氣に掛つた。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
――」櫓を降り、変にポタポタと靴の裏にはりつくような地面を事務所の方へ歩きながら、その技師は、バクーの油田が無慮二百七十の大小会社によって無統制に掘りかえされていた時代の恐ろしい競争の状態を話した。
— 宮本百合子 『石油の都バクーへ』 青空文庫
幼いものゝ微妙な感情が、敏感な栄子の心に絡はりつくのであつた。
— 徳田秋聲 『質物』 青空文庫
母を失つて、父にまつはりつく梅子に、栄子のやつて来てくれたことは、たゞそれだけでも捨三に取つては何んなに有難いことだか分らなかつた。
— 徳田秋聲 『質物』 青空文庫
樫の枯葉が背中にはりつく。
— 宮本百合子 『吠える』 青空文庫
千世子のどうしようもないかんしゃくを、嘲笑う様にあさぎのかみはヘラヘラヘラとひるがえってペッタリとはりつくかと思うと、パカンと口をあいて千世子の心をいじめぬいたあげくだらんと下ってそのまんま死んだ様に動かなくなった。
— 宮本百合子 『芽生』 青空文庫
彼はホテルの玄關の次第に近づいてくるのを、うるさく顏にまつはりつく蜘蛛の巣のやうなものを透して、やつとのことで見分けてゐた。
— 堀辰雄 『恢復期』 青空文庫
作例 · 標準
汗でTシャツが背中に張り付いて、少し不快だった。
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壁にポスターがしっかりと張り付いていて、剥がすのに苦労した。
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子供が母親の足にぴったりと張り付いて離れない。
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標準
to stay (in a place)
作例 · 標準
彼は一日中、パソコンの画面に張り付いて作業をしていた。
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猫は日当たりの良い窓際に張り付いて、気持ちよさそうに寝ている。
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犯人は、警察の目をかいくぐり、しばらくの間その町に張り付いていたらしい。
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