投げ打つ
なげうつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-他動詞
標準
to throw away
文例 · 用例
この村にお奉行様の姿を見かけて、石を投げ打つような、大それた暴れ者のおらんことは、わしが誰よりも、よう知っとる。
— 菊池寛 『義民甚兵衛』 青空文庫
こなな阿呆が、お奉行様に石を投げ打つような、そなな大それた……。
— 菊池寛 『義民甚兵衛』 青空文庫
然し、月はもうその光りを見せる隈がないほど、そらは一面にかき曇つて、風がおほひらの雪をぽたり/\と二人の顏に投げ打つのである。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
こうなると、この手字の手のうちから出る剣だから手裏剣と称するわけで、いかさま剣道の妙諦、ひどく禅機を帯びてむずかしくなるしだいだが、手裏剣すなわち神妙剣、あえて特に、長さ三、四寸の小剣を手のうちに返して投げ打つ術をのみ手裏剣と呼ぶのではない。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
その小刀を手裏剣にして、ふいに投げ打つと、武蔵が面をかわしたので、小刀はうしろの柱に立った。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
時に礫をなげうつものあり。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
」 イワンはかう決心して、この上皇帝へ嘆願書を出すのも思ひとまり、すべての望みもなげうつてしまひました。
— 鈴木三重吉 『ざんげ』 青空文庫
矢野はいよいよとなればすべての希望をなげうつことができるように思うけれど、ただ一つ悲しいことがある。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
作例 · 標準
彼は家族を顧みず、自分の夢のために全てを投げ打った。
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勝利のために、選手たちは自らの体を投げ打ってボールに飛び込んだ。
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彼女はプライドを投げ打って、彼に助けを求めた。
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