敵艦
てきかん異読 てっかん
名詞頻度ランク #42076 · 青空 85 例
標準
enemy ship
文例 · 用例
――」と彼の暗記しおる公報の一つ、常に朗読というより朗吟する一つを始めた、「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動これを撃滅せんとす、本日天候晴朗なれども波高し――ここを願います、僕はこの号外を読むとたまらなくうれしくなるのだから――ぜひここをやってくださいな。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
「報告、きょうあけがた、セピラの峠の上に敵艦の碇泊を認めましたので、本艦隊は直ちに出動、撃沈いたしました。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
此艇の外形は以上の如くであるが、さて海底戰鬪艇が敵艦を轟沈するには、如何なる方法に依るかといふに、それは二種の異つたる軍器の作用に依るのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
されば今世紀に於て最も進歩發達して居ると稱せらるゝ佛國シエルブル造船所の一等潜行艇でも、此二個の缺點のある爲に充分の働作も出來ず、首尾よく敵艦に接近しながら、屡々速射砲等をもつて反對に撃沈される程で、とても、我が櫻木海軍大佐の破天荒なる、此海底戰鬪艇とは比較する事も出來ぬのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
「報告、けふあけがた、セピラの峠の上に敵艦の碇泊を認めましたので、本艦隊は直ちに出動、撃沈いたしました。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
敵艦の者も此の勇者の姿を望見し、おじ恐れて、ただ、わが帆船のまわりをうろつき、そのおのずから炎上し沈没するのを待つより他はなかったのだ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
時宗大勇猛心を以て、蒙古の使者を斬ること再度、承久以来阻隔してゐた朝幕の間も融和し、君臣一如、上、亀山上皇は、御身を以て国難に代らんと、皇大神宮に祈請を凝らし給ひ、下、鎌倉の将士は驀進して敵艦を襲つて、顧ることをしなかつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
「あそこに、しのんで来たのは敵艦かな?
— 牧野信一 『小田原の夏』 青空文庫
作例 · 標準
偵察機からの報告により、沖合に敵艦の姿が確認された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
激しい海戦の末、味方の艦隊は敵艦を数隻撃沈した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
レーダーに映る敵艦の影に、司令官は緊迫した表情で指示を出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash