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野天風呂

のてんぶろ
名詞
1
標準
open-air bath
文例 · 用例
それと見た娘は「私もお手伝いさせて頂きますわ」 と云ったきり、私たちから離れて、すっかり事務所の男達の中に混り、野天風呂も沸せば、応接用の室を片付けて、私たち女二人のための寝室も作った。
岡本かの子 河明り 青空文庫
ほとんど素人下宿のような宿で、部屋も三つしかなかったし、内湯も無くて、すぐ隣りの大きい旅館にお湯をもらいに行くか、雨降ってるときには傘をさし、夜なら提燈かはだか蝋燭もって、したの谷川まで降りていって川原の小さい野天風呂にひたらなければならなかった。
太宰治 姥捨 青空文庫
」「したの野天風呂に行けるかしら。
太宰治 姥捨 青空文庫
三日、のたうち廻り、今朝快晴、苦痛全く去って、日の光まぶしく、野天風呂にひたって、谷底の四、五の民屋見おろし、このたび杉山平助氏、ただちに拙稿を御返送の労、素直にかれのこの正当の御配慮謝し、なお、私事、けさ未明、家人めずらしき吉報持参。
太宰治 創生記 青空文庫
提燈をもって、三百いくつの石の段々を、ひい、ふう、みい、と小声でかぞえながら降りていって、谷間の底の野天風呂にたどりつき、提燈を下に置いたら、すぐ傍を滔々と流れている谷川の白いうねりが見えて、古い水車がぼっと鼻のさきに浮んだ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
提燈をもつて、三百いくつの石の段々を、ひい、ふう、みい、と小声でかぞへながら降りていつて、谷間の底の野天風呂にたどりつき、提燈を下に置いたら、すぐ傍を滔々と流れてゐる谷川の白いうねりが見えて、古い水車がぼつと鼻のさきに浮んだ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
……竹籔の蔭の井戸傍に木蓮とコヾメ桜の老樹が枝を張り、野天風呂の火が、風呂番の娘の横顔を照してゐた。
牧野信一 湖の夢 青空文庫
------------------------------------------------------- 竹藪の蔭の井戸端に木蓮とコヾメ桜の老樹が枝を張り、野天風呂の火が、風呂番の娘の横顔を照してゐた。
牧野信一 るい 青空文庫
作例 · 標準
露天の野天風呂は、景色が最高だった。
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冬の寒い日に野天風呂に入ると、格別に気持ちがいい。
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この旅館の自慢は、豊かな自然に囲まれた野天風呂だ。
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