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化現

けげん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
manifesting in a bodily form (of a god or Buddha)
文例 · 用例
むかし呂洞賓という仙人は、仙道成就しても天に昇ったきりにならずに、何時迄も此世に化現遊戯して塵界の男女貴賎を点化したということで、唐から宋へかけて処処方方に詩歌だの事跡だのを遺して居り、宋の人の間には其信仰が普遍で、既に蘇東坡の文にさえ用いられているし、今でも法を修して喚べば出て来ると思われている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
こはわが未だ除かざる驚怖の幻出する所なるか、將た未だ滅えざる記念の化現する所なるか。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
これらのラジオは同じ政府の指導のもとに、同じ社会の一文化現象として、現に我らの身辺に存在しているのである。
――情報局の映画新体制案について―― 思い 青空文庫
人民的な文化建設をいうとき、これまではいつも、文化現象の社会的基盤の分析がまず行われてきました。
宮本百合子 新しい抵抗について 青空文庫
科学・哲学・宗教・意識・其の他一切の文化現象、社会現象――経済・政治・風俗・道徳――が総て表現でなくてはならぬ。
戸坂潤 クリティシズムと認識論との関係 青空文庫
なるほど批評は近代に至って次第に著しくなって来た文化現象なので、例えば古代ギリシアのプラスティック作品の時代には批評はなかったとも云われる。
戸坂潤 クリティシズムと認識論との関係 青空文庫
諸芸術・諸科学・其の他の諸文化現象の間には或る具体的な共通性がある。
戸坂潤 クリティシズムと認識論との関係 青空文庫
真のクリティシズムは、一定の文化現象から法則を抽出すると同時に、その瞬間に実はその同じ文化現象に対してこの法則を適用するということでなければならない。
戸坂潤 哲学の現代的意義 青空文庫