嶂
嶂
名詞
標準
文例 · 用例
大谷川となつて瀧の水が流れ出す東の一方を除いては、三方は翠峯青嶂に包まれてゐるその中央の高處から雪と噴き雷と轟いて、岩壁にもさはらずに一線に懸空的に落ちて來るのが華嚴の壯觀である。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
舟は翠嶂山の下、深沈とした碧潭に来て、その棹を留めた。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
翠嶂山と呼ぶこのあたり、何かわびしい岩礁と白砂との間に高瀬舟の幾つかが水に揺れ、波に漂つて、舷々相摩するところ、誰がつけたかその名も香木峡といふ。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
船は翠嶂山の下、深沈とした碧潭に来て、その棹をとめた。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
翠嶂山と呼ぶこのあたり、何かわびしい岩礁と白砂との間に高瀬舟の幾つかが水にゆれ、波に漂って、舷々相摩するところ、誰がつけたかその名も香木峡という。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
」西山翠嶂氏とキユビイ4・10(夕) 多くの京都派の画家のなかに、文展で毎年特選続きで、近頃めつきりと評判を揚げたのは西山翠嶂氏である。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
後ろより右へかけたる嶂壁を禊岩といふ。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
後ろを顧みれば、禊岩も見え、それの上の同じ方向に、一大嶂壁あり。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫