式日
しきじつ
名詞
標準
day of a ceremony or event
文例 · 用例
やり切れないこの気持でいるのにわたしはちょうど向島の三囲稲荷に献額する現代江戸派の俳諧の揮毫を頼まれて、これを書き上げるのに式日まで四五日の期日を剰しているだけだ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
たぶん懸額は奉納の式日までには間に合わないだろう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
竜池は金兵衛以下数人の手代を諸家へ用聞に遣り、三日式日には自身も邸々を挨拶に廻った。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
将軍のお供とはいうものの、参内その他の式日を除いては、さして面倒な勤務をもっていない彼らは、思い思いに誘いあわせて、ある者は山や水に親しんで京の名所を探った。
— 岡本綺堂 『鳥辺山心中』 青空文庫
亭主たる名跡でよそへ出掛けるにも、常の式日には綿布ばかりとするがいゝ。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
事変に関して英米その他に於ける日本の評判の悪いことは、宣伝に於て支那より劣るところがあるからだというので、多くの半公式日本代表が派遣された。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
平日と式日という風にだけ頭が向けられていてそれを何とか一つもので間に合わそうと考えられている。
— 宮本百合子 『生活のなかにある美について』 青空文庫
私もそう思わぬではなかったが、やがて或る式日に講堂で泉校長の声明を聴いて私は認識を改めねばならなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
今日は村の大祭の式日とあって、朝から多くの見物客で賑わっている。
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式日にふさわしい晴天に恵まれ、記念式典は滞りなく執り行われた。
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カレンダーに印をつけ、大切な恩師の還暦を祝う式日を指折り数えて待つ。
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