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持ち伝える

もちつたえる
動詞
1
標準
文例 · 用例
元来地所持で資産の充分な池上の家では、瀬戸物町の店の麻問屋は、先祖伝来の商売を持ち伝えるというだけで発展の慾望はない。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
彼は又夢に得た心臓の鼓動を、覚めた後まで持ち伝える事が屡あった。
夏目漱石 それから 青空文庫
蝦夷はことに古物を珍重し、代々これを持ち伝える風習があり、また好んで古風を尊重して、容易に改めない習慣がある。
――日本石器時代終末期問題―― 「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」 青空文庫
古く与えられたものでも印象の深さによって、これを千年・五百年の後に持ち伝えるとともに、いつでも新鮮なる感化には従順であった。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
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