金鳳
きんぽう
名詞
標準
文例 · 用例
金鳳花、いらくさ、雛菊、それから紫蘭、あの、紫蘭の花のことを、しもじもの者たちは、なんと呼んでいるか、オフィリヤは、ご存じかな?
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
――さくらもちらほら三分咲き、金鳳華咲いてこゝかしこ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
何よりも先づ第一に、水金鳳の葉を交互に撒き込むことですよ、さうしてから初めてその……。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
』さあ、ひとつ読者諸子に伺つて見たいものぢやて、つひぞ何時か、林檎の中へ水金鳳の葉を撒き込むなどといふ話を、お聴きになつた例しがありますか、ひとつ公平な御意見を伺ひたいもので!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
なるほど、すぐりの葉とか、ぶたごやしとか、つめくさなどは入れもするぢやらうが、水金鳳なんちふ代物を漬け込むなどとは……いや、わしはてんでそんなことは聴いたこともありませんわい。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
吾は此方に蒲公英、母子草、金鳳花、金仙花、福壽草など栽ゑんは色彩如何に。
— 正岡子規 『花枕』 青空文庫
おい、ひょろ松、これは『剪燈新話』にある『金鳳釵』という話だが、いったいどこから仕入れて来た」 ひょろ松は、むッとした顔で、「仕入れたも仕入れないもない。
— 金鳳釵 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
寧波のお時を小間使に化けさせ、まず邪魔な惣領のお梅を砒霜の毒で気長に盛り殺し、怪談の『金鳳釵』を種本にこまごまと書きおろしたこのひと幕。
— 金鳳釵 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
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出典: 金鳳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0