躙る
にじる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to shuffle one's feet
文例 · 用例
凡そ、月と日とともに、影法師のある所、件の魔もの附絡はずと云ふ事なうて、且つ吸ひ、且つ嘗め、蹂躙る。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
管はず踏込むで、踏躙ると、ザクザク寂な音がする……彼は、ふと其の音に耳を澄まして傾聽した。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
」踏躙る気勢がすると、袖の縺、衣紋の乱れ、波に揺るゝかと震ふにつれて、霰の如く火花に肖て、から/\と飛ぶは、可傷、引敷かれ居る棘を落ちて、血汐のしぶく荊の実。
— 泉鏡花 『二世の契』 青空文庫
夜は太く更けにければ、さらでだに音を絶てる寂静はここに澄徹りて、深くも物を思入る苦しさに直道が蹂躙る靴の下に、瓦の脆く割るるが鋭く響きぬ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
幻覚の持つ有頂天を無惨にも踏み躙る冷やかな徹視。
— 有島武郎 『描かれた花』 青空文庫
脅喝、詐僞、姦通、強姦、喰逃……二十も三十も一時に喊聲をあげて頭腦を蹂躙る。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
脅喝、詐偽、姦通、強姦、喰逃……二十も三十も一時に喊声をあげて頭脳を蹂躙る。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
その上から踏み躙る。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は落ち着かない様子で、その場で足をにじっていた。
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面接官を前に、緊張して足がにじってしまう。
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床に座って、少しずつ前ににじって進んだ。
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標準
to trample underfoot
作例 · 標準
大切な書類をうっかり足で躙ってしまった。
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庭の花を子供が走り回ってにじってしまった。
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彼は怒りに任せて、地面に落ちた手紙を躙った。
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