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調べ物

しらべもの
名詞
1
標準
文例 · 用例
いつもは毎日一日役所の殺風景な薄暗い部屋にのみ籠っているし、日曜と云っても余計な調べ物や内職の飜訳などに追われて、こんな事を考えた事も少ないが、病んで寝てみると、急に戸外のうららかな光が恋しくて胸をくすぐられるようである。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
でも、今日は調べ物があるんでね。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
そして、文太郎君の調べ物と云うのは、例によって、南京鼠の運動神経組織改良と云うようなものでした。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
調べ物が忙しいし、それにあんまり好きじやありませんの。
――夫婦哲学―― 花嫁の訂正 青空文庫
ようようお前たちを寝かしつけてから私はそっと書斎に這入って調べ物をした。
有島武郎 小さき者へ 青空文庫
それにしても、やにわと途方もねえ、寺社奉行さまなんぞになんのご用があるんですかい」「お町方とはお支配違いのお寺で少しばかり調べ物をしなくちゃならねえから、踏むだけの筋道を踏んでおかなくちゃならねえんだ。
七七の橙 右門捕物帖 青空文庫
いちんち一晩寝もせず考えたにしちゃ、ちっと調べ物がおかしな品だが、いったいなんのことですかい」「しようがねえな。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
奥野が帰ったあとで、秋山は又もや机にむかって、あしたの吟味の調べ物をしていると、屋根の上を五位鷺が鳴いて通った。
岡本綺堂 真鬼偽鬼 青空文庫