抱く
いだく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #8200 · 青空 11574 例
標準
to hold in one's arms (e.g. a baby)
文例 · 用例
ところでBの方が不平を抱く時は、悲劇なのだが、Aの不平は悲劇でもない。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
而もそれを抱く以前とその作品の実質に於て亳も変りはしなかつた。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
彼の言葉に依れば、彼のケエスそれ自体が現代のサンボルだ、中はうそ寒くからっぽであるというんだが、そんなときには私は、この男はいったいヴァイオリンを一度でも手にしたことがあるのだろうかという変な疑いをさえ抱くのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
八十八夜を記念しようという、なんの意味もない決心を笑いながら固めて、二人、浅草へ呑みに出かけることになったのであるが、その夜、私はいっそく飛びに馬場へ離れがたない親狎の念を抱くにいたった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
従つて彼等の間では彼等が世間に向つて抱くその野望からの当然の産物として出て来なければならなかつたのは、仲間同志に於ては、その仲間の誰でもを褒めたとも譏つたとも理由の分らない噂――まあまあ噂――さうつまり噂なんだ、それを作り出さんことに閑暇がない。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
彼等の教育者たちは、子供等がその夢を見て居る時に、頭から馬鹿者と呼んで嘲笑し、且つそんな非現實的な空想を、實際に抱くことを禁壓した。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
子規は世の中をうまく渡って行く芸術家や学者に対する反感を抱くと同時に、また自分に親しい芸術家や学者が世の中をうまく渡る事が出来なくて不遇に苦しんでいるのを歯痒く思っていたかのように私には感ぜられる。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
而も下りたとして、私はその埃りの道に困るだけのことになるかも知れない、――回想的な気持でなんかなしに暮すことこそ、濃い回想を抱くことにもなるのであらうから、なまなか昔ゐた所をも一度なんと思つて下車することは多分愚劣であらうが、下車するであらう……。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
作例 · 標準
母親は、生まれたばかりの赤ん坊を腕に抱き、その小さな寝顔を慈しむように見つめていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
父親は、初めて歩いた息子を誇らしげに腕に抱いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「もう大丈夫だからね」と、少女は膝に顔をうずめる弟を優しく抱きしめた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、慣れない様子で震える子猫を、服の中にそっと抱き入れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
to have (a thought or feeling)
作例 · 標準
彼は将来への大きな希望を抱いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
若者は皆、それぞれに壮大な夢を抱いて故郷を後にした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の説明には、どうにも拭いきれない疑問を抱いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
度重なる嘘で、彼女に強い不信感を抱くようになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash