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新国劇

しんこくげき
名詞
1
標準
文例 · 用例
日本では、文芸協会から抱月須磨子、その抱月須磨子の芸術座から沢正一党が、沢正の新国劇から同志座一味が脱退したことと、築地小劇場の三重脱退が、その過程に於いてやや似てゐるから不思議である。
岸田國士 脱退問題是非 青空文庫
其内で今日先づ健全な歩みを続けて居るものが新国劇と前進座であります。
岸田國士 日本演劇の特質 青空文庫
今度新国劇で私の作である「屋上庭園」を上演したいといふ希望を伝へてきました。
岸田國士 新国劇の「屋上庭園」を観て 青空文庫
私は今日、新国劇の舞台を見て第一に感じたことは、この劇団が、いかに動きつゝある観衆の趣味に対して、痛ましい程神経質な眼を光らせつゝあるかといふことで、この眼の色は、慥かに観衆にある同情心を起させる。
岸田國士 新国劇の「屋上庭園」を観て 青空文庫
この点で新国劇は、やや作者の存在を忘れてゐる憾みがある。
岸田國士 新国劇の「屋上庭園」を観て 青空文庫
しかし、あの芝居を見て詰まらないといふ人達のうちには、新国劇の将来最も依頼すべき人達がゐることを注意してほしい。
岸田國士 新国劇の「屋上庭園」を観て 青空文庫
そして宝塚歌劇の上演しない月は、芸術座、春秋座、新国劇と、国民劇と国民劇の育成を目的とした東宝劇団等の出演をもって東都の新名所となったのでありますが、戦争のために遂に昭和十九年には休場する事態に立ちいたりました。
小林一三 東京宝塚劇場の再開に憶う 青空文庫
大衆演劇の中には、新国劇や前進座などといった、比較的健康な演劇活動を見出すことができるが、それはごく少数である。
三好十郎 恐怖の季節 青空文庫