時計塔
とけいとう
名詞
標準
clock tower
文例 · 用例
K街とP街との交叉點で、明日の再會を約しながら水島君と別れた時、町角の高い時計塔の針は丁度二時を指してゐた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
赤、緑、橙等さまざまな信号燈の配置に囲まれて、入換作業場の時計塔が、構内照明燈の光にキッカリ四時十分を指していた。
— 大阪圭吉 『気狂い機関車』 青空文庫
名古屋の共進会のために参考として一九〇〇年のパリ博覧会か何かのスケッチのほか、記念塔、時計塔、アーチ、パゴーラ、音楽堂等の自分のデッサンもこの帳面の中で少なからず試みられております。
— 宮本百合子 『父の手帳』 青空文庫
世俗に聖堂と呼ばれている、このニコライ堂そっくりな天主教の大伽藍が、雑木林に囲まれた東京の西郊Iの丘地に、R大学の時計塔と高さを競って聳り立っているのを……。
— 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 青空文庫
時計塔への道「それでは、今日の目標第一は、時計塔として、塔の頂上まであがってみようじゃないか」 五井は、一同の顔を見まわした。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
「ああ、あれだ、時計塔へのぼる階段は――」 少年たちは階段の下へかけつけた。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
いよいよ時計塔の中へ、先頭の五井は足をふみこんだ。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
このホテルは戦災で焼けたということであるが、明治時代の古い木造の洋風三階建で、その上に三畳ぐらいの時計塔のようなものが頭をだしていた。
— 坂口安吾 『三十歳』 青空文庫
作例 · 標準
大学のキャンパスの中央にそびえ立つ時計塔は、この街のシンボルのひとつだ。
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夕暮れ時、ライトアップされた時計塔が夜空に美しく浮かび上がる。
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異国の地で、古びた教会の時計塔を見上げながら旅の情緒に浸った。
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