卵細胞
らんさいぼう
名詞
標準
ovum
文例 · 用例
女の腹の中に右と左と二つの「卵巣」がある、そこで一月に一つずつの肉眼では見えない卵細胞が育つ。
— ――「新女性線」(ソユーズ・キノ文化映画部作品)―― 『ソヴェト映画物語』 青空文庫
皐月さんが仰云るやうに一と月のうちにでもどの位無数の卵細胞が無駄になつてゐるかしれないうちから、その一つが生命を与へられたと云ふこと丈けでも私たちの目に見えない微妙な何物も持つてゐる与へられたこの命にまつはる運命と云ふものを思ひます。
— ――野上彌生様へ 『私信』 青空文庫
私も少し皮肉でしたけど「女は月々沢山な卵細胞を捨てゝゐます。
— 原田皐月 『獄中の女より男に』 青空文庫
このところをよく分って貰いたいが、実は君たちは双生児であって、その卵細胞は同じ母親のものながら、その精虫を供給した父親が違っていたのだ。
— 海野十三 『三人の双生児』 青空文庫
人間の各個体の始まりは男親の※丸組織から離れ出た精虫の一と、女親の卵巣組織から離れ出た卵細胞の一とが合して生じた一個の細胞である。
— 丘浅次郎 『我らの哲学』 青空文庫
作例 · 標準
受精の際、一つの精子が卵細胞の透明帯を突き抜けて中に入る。
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植物の胚珠の中には卵細胞があり、花粉管から送られた精細胞と合体する。
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発生生物学の研究室で、ウニの卵細胞が分裂する様子を顕微鏡で撮影した。
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