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河骨

こうほね異読 かわほね・コウホネ
名詞
1
標準
Japanese spatterdock (species of water lily, Nuphar japonica)
文例 · 用例
もとは河骨のようなものと、もう一種の浮き草のようなものがあったのだと記憶している。
寺田寅彦 青空文庫
中央の池泉は水が浅くなり、渚は壊れて自然の浅茅生となり、そこに河骨とか沢瀉とかいふ細身の沢の草花が混つてゐた。
岡本かの子 夏の夜の夢 青空文庫
…… 小さなのは、河骨の點々黄色に咲いた花の中を、小兒が徒に猫を乘せて盥を漕いで居る。
泉鏡太郎 人魚の祠 青空文庫
奥様、おたまじゃくしの真中で、御紋着の御紋も河骨、すっきり花が咲いたような、水際立ってお美しい。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
それがないと凌げませんほど、水の少い処ですから、菖蒲、杜若、河骨はござんせんが、躑躅も山吹も、あの、牡丹も芍薬も、菊の花も、桔梗も、女郎花でも、皆一所に開いていますよ、この六月から八月の末時分まで。
泉鏡花 薬草取 青空文庫
さうして歩むにつれて、その水面の随所に、菱の葉、蓮、真菰、河骨、或は赤褐黄緑その他様々の浮藻の強烈な更紗模様のなかに微かに淡紫のウオタアヒヤシンスの花を見出すであらう。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
河骨の夏を夢みて、ほくそ笑む水底の宮、潛ぎ姫、「歸依」の掬むなる常若の生命湛ひぬ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
さうして歩むにつれて、その水面の隨所に、菱の葉、蓮、眞菰、河骨、或は赤褐黄緑その他樣々の浮藻の強烈な更紗模樣のなかに微かに淡紫のウオタアヒヤシンスの花を見出すであらう。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
作例 · 標準
池の水面に、美しい河骨の花が咲いていた。
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河骨の根は、水中の栄養分を吸収して成長する。
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夏の終わり、河骨の葉は黄色く色づき始めた。
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