親代わり
おやがわり
名詞
標準
(one acting as a) foster parent
文例 · 用例
源氏は自家の衣裳係に命じて、小君の衣服を新調させたりして、言葉どおり親代わりらしく世話をしていた。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
おまえならば、おじさんが親代わりになってもいいからね」 いうと、そして右門はそっと近よって、感激のためにかいよいよそこに泣きよじっているお静のふっさりとしたうしろ髪を、黙ってやさしくなでさすりました。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
「その今でも恋愛好きである点はありがたくないことだね」 院はこう仰せられたが、乳母が言うように六条院には多くの夫人や愛人があって、唯一の妻と認めさせることはできないでも、やはりその人を親代わりの良人に選ぶのが最善のことであるかもしれぬというお考えを院はあそばしたようである。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
保護者もなく一人でおいでになりますよりはという思召しで親代わりにお頼みになったのですもの。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
冷泉院から御懇切に女御として院参をさせるようにとお望みになって、昔尚侍がお志を無視して大臣へ嫁いでしまったことまでもまた恨めしげに仰せられて、今ではいっそう年もとり、光の淡い身の上になっていて取柄はないでしょうが、安心のできる親代わりとして私にください。
— 竹河 『源氏物語』 青空文庫
五郎ちゃんには母親代わりが絶対に必要だから、小学校を出るまでは私がその役を務めると言い、ふたりのところへ引っ越して来て、同居を始めたのだ。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
完璧な母親代わりだった。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
彼女はとても若い女性を一緒に住まわせていて、ヴィクトリーヌ・タイユフェールという名のその娘の母親代わりの役目を果たしていた。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
作例 · 標準
幼い頃に両親を亡くし、祖母が親代わりとなって育ててくれた。
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彼は施設の子供たちにとって、まるで親代わりのような存在だった。
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兄が事故で他界した後、私が残された甥にとって親代わりを務めることになった。
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シングルマザーの彼女は、子供のために親代わりと働き手を両立している。
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