幕営
ばくえい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
camp
文例 · 用例
砲弾にて破損せる古き穀倉の内部、辛くも全滅を免かれしバナナン軍団、マルトン原の臨時|幕営。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
外に出て一応各部署を点検し終わると、ふたたび幕営に入り、雷のごとき鼾声を立てて熟睡した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
その夜、李陵は小袖短衣の便衣を着け、誰もついて来るなと禁じて独り幕営の外に出た。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
幕営の中に残った将士は、李陵の服装からして、彼が単身敵陣を窺ってあわよくば単于と刺違える所存に違いないことを察した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
秋天一碧の下、ずるころになってようやく彼は幕営に戻る。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
自宅ならば格別、それが幕営のうちであるので、彼もその始末に窮していると、女がどこからか現われた。
— 池北偶談 『中国怪奇小説集』 青空文庫
陣地と定った場所では、兵等が罵り合い右往左往して、幕営の準備をしていた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
が、眠りはなかなか来ず、漠然とした不安が、夜の幕営の裡で彼の心にのしかかった。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
作例 · 標準
登山隊は山の麓で「幕営」を張り、翌日の出発に備えた。
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戦場の兵士たちは、夜になると野外で「幕営」した。
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大規模なイベントでは、参加者のために臨時の「幕営」施設が設けられることがある。
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