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神的

しんてき
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
只古のは、根本的精神的であって、今のは物質的の末節を云うが多いのである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
神的に一家が整わぬ所へ、やれ家庭小説じゃ、家庭料理じゃ、家庭科学じゃ、家庭の娯楽じゃと、騒ぎ立てることが、如何に覚束なきものなるか、予は危険を感ぜざるを得ないのである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
既に、今日の教育と云うものが、学問的に偏し、技芸的に偏し、人格的精神的の教育が欠如して居るかと思ふ。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
是等の教育に依って、産出する所の今日の多くの青年を見よ、如何に軽佻浮華にして、人格的に精神的に価値なきかを。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
堅実な精神的商人が却て都会の中央に多いは争われぬ事実じゃ(少しく方角違いなれば別に云うべし)。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
我々の精神的文化を忘却のうちに葬り去らないことによるよりほかはない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
それは精神的に「生きる」ことである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
ギリシアの神話にある美少年ナルチスは、自分の青春の姿を鏡に映して、惚々と眺め暮していたということであるが、芸術家という人種は、原則として皆一種の精神的ナルチスムスである。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
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