ナチュラリズム
ナチュラリズム
名詞
標準
naturalism
文例 · 用例
そして結局、レアリズムもナチュラリズムも、その他の如何なる西洋文学も、正当に翻訳し得ないで終つてしまつたのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
二 ゾラが破産したナチュラリズムの境を頑固に守って、そして最後は憐れな浅薄なシンボリズムに堕ちて行つたのに比べると Huys Mans が中世紀の芸術といふところから神秘主義に入つて行つたのは、大変に面白いと思ふ。
— 田山録弥 『J. K. Huys Mans の小説』 青空文庫
それからナチュラリズムに対する色々なリアクションが起った――その中で最も著しいのが武者小路氏を中心とした「白樺派」のイディアリズムの勃興である。
— 辻潤 『自分だけの世界』 青空文庫
更に最近に於て著しく台頭して来たソシアリズムの精神は遠く明治初年に於ける仏蘭西学派にその最初の酵母を有するが如くに思われるけれど、少くとも日本現代に於けるそれは基督教のイディアリズムを母とし、ナチュラリズムを父とする一種不可思議な奇形児である。
— 辻潤 『自分だけの世界』 青空文庫
リアリズム乃至ナチュラリズムは、放散した生命を、空虚な幻影から確實な物質の基礎の上へ引き戻した。
— 片上伸 『生みの力』 青空文庫
リアリズム乃至ナチュラリズムの模倣者追隨者の輩出した所以である。
— 片上伸 『生みの力』 青空文庫
否、ナチュラリズムでも、デカタンでも、人道主義でも、またネオ・ロマンチシズムでも、すべてその一書肆の門戸から入って来たということは、今考えて見ると、不思議に思われた。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
もっとも文芸の方の話を詳しく云うつもりではないから、必要な説明だけに留めて、ごくざっとしたところを申しますが、近年文芸の方で浪漫主義及び自然主義すなわちロマンチシズムとナチュラリズムという二つの言葉が広く行われて参りました。
— 夏目漱石 『文芸と道徳』 青空文庫
作例 · 標準
19世紀後半にフランスで起こったナチュラリズム文学は、社会の現実を厳しく描いた。
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彼の哲学はナチュラリズムに基づき、自然との調和を重視する。
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現代社会において、ナチュラリズムの考え方は改めて注目されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ナチュラリズム(英語: naturalism) 自然主義文学のこと。 自然主義哲学のこと。 裸体主義を意味する「ナチュリズム」(英: naturism)と混同されることも。 ナチュラリズム (競走馬)
関連項目