あろうとなかろう
あろうとなかろう
表現
標準
whether or not
文例 · 用例
それで、そのことから多少とも喜びを感ずるには、ぼくは自分は非常に大胆なことをやってのけた、彼女は浮気な女であろうとなかろうと、とにかく接唇を許す位自分を愛している、という自尊心の満足を思い出す必要があった。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
この上は不正所得であろうとなかろうと、欺して取るより仕方がないと、安二郎は覚悟を決めた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
『お許しがあろうとなかろうと、ホームズさま、この足でお医者さまを呼びに参ります。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
「男らしいことであろうとなかろうと、どんなことでも平気でやるあのD――大臣ですよ。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
親の資産で喰ってゆけるものは就職などは体面の問題にすぎぬ、学生であろうとなかろうと変りはない。
— 戸坂潤 『学生の技能と勤労大衆』 青空文庫
こうなると、もはや本が羨しいとか何とか云ってはいられないので、本があろうとなかろうと、研究すべきものは研究しなければならぬという、社会的必要が支配的になって来るのである。
— 戸坂潤 『学界の純粋支持者として』 青空文庫
それがすえ子の意志であろうとなかろうと、どうなりましょう、すえ子は当時、親の為に犠牲になるようなことを云っていたのですが、勿論私にはそれがどうであろうと全然関係のなかったことです。
— 浜尾四郎 『悪魔の弟子』 青空文庫
所が私は又その測量者があろうとなかろうと、その推測が中ろうと中るまいと、少しも頓着なしに相替らず悠々として居ます。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
成功するあろうと失敗しようと最善を尽くす。
雨が降ろうと降らなかろう運動会は開催される。
疲れていようといなかろう仕事は続く。
反対されようと賛成されようと進める。