城下の盟
じょうかのちかい異読 じょうかのめい
表現名詞多音語
標準
capitulation
文例 · 用例
されど剛愎我慢なるその性として今かく虜の辱を受け、賤婦の虐迫に屈従して城下の盟いを潔しとせず、断然華族の位置を守りてお丹の要求を却けたるなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
又攘夷論者も、鎖国主義的攘夷論でなくて、国家の面目を傷け、国体の尊厳を毀り、国民の意気を挫く脅迫的開国、城下の盟約開国に悲憤慷慨する尊皇愛国的な攘夷論者であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
城下の盟は支那人としてさぞ辛からう、勝つ者と負ける者!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
しからずんばたちまちかの封豕長蛇もって我をして城下の盟をなさしむべし。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
象山常に春秋の義を引き、城下の盟を以て国の大恥と為す。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
開港と外人居留地の設置は、「城下の盟である。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
この前のは、一八四二年の阿片戰爭で、今日、支那が無二の友邦とたのむイギリス軍に包圍され、その時は、揚子江を溯江した英海軍と、僅少な陸戰隊の威嚇の前に、脆くも、支那は城下の盟を投げ出して、イギリスの「阿片の押賣」の前に、降伏してしまつたのだ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
一面、秀吉の方でも、着々と戦備はととのえられ、その大方針としては明らかに、 ――一挙備中に入り、高松城を占め、進んで安芸の本城吉田山に肉薄して、否やなく毛利をして、城下の盟をなさしめん。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
抵抗むなしく、敵軍は**城下の盟**を結ばざるを得なかった。
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その戦いは、最終的に**城下の盟**という形で幕を閉じた。
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「まさか、あんなに強かった城が、あっけなく**城下の盟**を結ぶとは…。」
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