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無尽講

むじんこう
名詞
1
標準
mutual financing association
文例 · 用例
男は神田の半七で、本所のある無尽講へよんどころなしに顔を出して帰る途中であった。
松茸 半七捕物帳 青空文庫
抽斎は自家の窮乏を口実として、八百両を先取することの出来る無尽講を催した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
無尽講の夜、客が已に散じた後、五百は沐浴していた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
被害者の懐中物は無尽講の帳面が二冊キリ。
夢野久作 近眼芸妓と迷宮事件 青空文庫
金兵衛の女房、店の番頭、若い者なぞを、手を分けて調べてみると、金兵衛は昨日の夕方、夕飯を喰ってから、本郷の無尽講の計算に行って来ると云って、預っていた旧式の帳面と、九百円ばかりの金を店の金庫から取出して、イクラか這入った蟇口と一緒に懐中に入れた。
夢野久作 近眼芸妓と迷宮事件 青空文庫
それっきり昨夜は帰って来なかったが、毎月二十五日の無尽講の計算の日には、そのままどこかへ行ってしまって、帰って来ないのが通例になっていたから、みんな早く寝てしまった。
夢野久作 近眼芸妓と迷宮事件 青空文庫
事によると前科者かも知れない……という理窟から遠い親戚や無尽講の関係者、又は九段下界隈の前科者や無頼漢なぞを出来るだけ念入りに洗ってみたが、これとても疑わしい奴は一人も居ない。
夢野久作 近眼芸妓と迷宮事件 青空文庫
その中でも、二十五日の晩に、湯島天神の境内に集まっていた無尽講の世話人連中は、肝腎の帳面と金を持っている金兵衛が来ないので、その晩の九時頃になって、飯田町の金兵衛の家に電話をかけた。
夢野久作 近眼芸妓と迷宮事件 青空文庫
作例 · 標準
彼は無尽講に参加して、家を建てるための資金を貯めた。
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地域の無尽講は、今でも親睦を深める場となっている。
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無尽講のシステムは、現代の信用組合の原型とも言える。
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